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【Genocide Numbers】

Act.19




がしょん がしょん

金属が固い面に叩きつけられる、耳障りな音が聞こえる。
大型機搬送の為に高く作られたデムロポリスの天井に木霊して
その音は、次第に妾に近付いてくる。

がしょん がしょん がしょん

彼女は我が領地に踏み入った。
デムロポリスと妾の居室マザールームを繋ぐ、長い直線通路。
間もなく妾自身の視界も、彼女を捉えるじゃろう。

がしょん がしょん がしょん がしょん

見えた。
旅人のマントのように、薄汚れた麻の布を纏って。
見える赤と黒の機体も埃でくすんでいたが
大地を踏みしめる脚も、手の振りも、鋭い目付きも、全てが力強い。

がしょん がしょん がしょん がしょん がしょっ

彼女は立ち止った。
妾からたっぷり30メートルは距離を置いて。
警戒しているのか。
母たる妾を警戒しているのか。
ふ……愛い喃。

「何、笑ってやがる……」
「お主の帰還を喜んでおるだけじゃよ。
 我が娘……GN002Pよ」
「私はGN002Pなんかじゃない、アニキラシオンだ!
 でもってアンタの娘でもねぇ!
 アンタの股から出てきた記憶は無いんでな!」
「ほっほっほ……なんとまあ品の無い。
 生意気を言うようになったものじゃ」

嘆かわしい、とんでもないイレギュラーになり下がったものじゃ。
だが、彼女は大切なものを運んできた。
その左胸のアニキラシオンエンジン、それさえ回収出来るなら、妾は満足じゃ。
だから、許してやるとするか喃……。
――記憶を全て奪った上で。

「お仕置きが必要なようじゃな」
「行くぞ、エキドナァァァ!!」





「ふぎゃ!」
ジェノサイドナンバーズのメインベースに、顔面から落ちて無様な声を上げる一人の少年。
暫くべたっと床とキスしていたが、ぷるぷる震えながら起き上った。
「い、いたたたた……鼻のフレームが折れちゃうよ……」
「……」
その隣で、ぽかーんとその光景を見守る女性。
心ここに有らずの体で、床に座りこんでいた。
「ああもう何なの一体……って、あれ、ここ何処?」
「…………」
起き上がった少年が、慌てて周囲を見渡す。
充電用カプセルやら会議テーブルやらコンソールやら……
「ここメインベース?
 姉さん、僕ら何してたんだっけ……記憶が混乱してる……」
「……」
姉さんと呼びかけられた紫髪のDEMは答えない。
「……ねえさーん……?」
「ふ…………」
と、突然、彼女は。
「はは……ははは…………!」
「ね、姉さん!?」
「あーはははははははははははははは!」
右手で目元を押さえて爆笑し始めた姉を見て、弟カーネイジは呆然としていた。
「あははははははははは!
 全く、してやられたりだヨ、サージャ!」
可笑しくて堪らない、という風に、今度はお腹を抱えて笑い転げる。
「え、え?
 あ……そういえば、僕ら処刑されたんじゃ……ここ地獄?」
「違う違う!
 もーカーネイジってば鈍過ぎだヨ!
 どんなブレイン積んでんノ!」
ばんばん背中を叩く。
「ボクらも評議会も、まんまと彼に騙されたんだヨ!
 処刑に見せかけて、ボクらを助けてくれたんだ!」
「え……!?」
どういう魔法を使ったのかは。ドゥームにも判らない。
だが処刑に見せかけ、彼は二人を転送せしめたのだ。
『自分の行きたい場所』に。
処刑直前の言葉、そしてドゥームを突っぱねるかのような態度。
自分の疑いを晴らし、DEMの姉弟を助けるために、サージャは芝居を打ったのだった。
「いやーはっはっはっは!
 もう惚れちゃうネ!惚れ直したネ!」
「…………」
今度はカーネイジが床にぺたんと尻もちを突く。
その横で、ドゥームは一頻り笑って満足したのか、急に表情を改めた。
「さて、状況を確認しないとネ」
そう言ってコンソールを操作し、近辺の情報を探り始めた。
直ぐに一機のジェノサイドナンバーズの反応を見つけ、ドゥームは思わず声を上げた。
「…………あ、アニキ!?」
「!!!」
放心中のカーネイジが、ドゥームの隣に慌てて駆け寄った。
「あ、アニキ、アクロポリスじゃなかったの!?」
コンソールには、確かにGN002Pと表示が出ていた。
しかも、その現在位置は――
「……まっすぐマザールームに向かってる……!?」
「まずいヨ、これは……。
 いくらアニキでも、エキドナには恐らく勝てない!」
ドゥームが奥歯を噛む。
負ければ、解体か上書き処理されるであろう。
「僕、行ってくる!」
「!」
矢も盾もたまらず、カーネイジはメインベースを飛び出す。
出る時にマシナフォームにチェンジするのが見えた。
「ま、待ってヨ!」
ドゥームがその後を追おうと、フォームチェンジしようとしたその時だった。
コンソールが、警告音を発する。
「!?」
ドゥームが慌てて画面を見直した。
第七工廠の全域マップが、次々と赤く変化してゆく。
赤くなったマップは、その部屋の機能がダウンした事を示していた。
「……占領されてる……?」
それはマザールームを中心に起きていた。
ここは元々エキドナの居城なのだから、彼女の仕業な訳が無い。
「何者かが第七工廠の乗っ取りを――でも誰が……!?」
ドゥームの居るメインベースは未だ難を逃れている。
しかし、アニキとエキドナ、そしてカーネイジが接近しているマザールームは既に真っ赤。
ドゥームが原因を探ろうと、ウィルスを流し込もうとした。
だがその手が止まる。
マザールームに、異常と言えるほど巨大な反応が、忽然と出現していた。
「…………!」
ドゥームは息を呑んだ。
その反応から伸びた矢印に、表示された文字列――

「ジ……GN001P……だっテ!?」

彼らの長兄、マサカーの存在に。





アニキがエキドナに突撃する。
策も何もない、ただ相手に拳を叩きこむだけの攻撃。
エキドナはその猪武者っぷりを鼻で笑った。
「……愚かしい喃。
 一捻りで鉄屑へと帰してくれるわ!」
エキドナは、片手を振り上げて部屋そのものであるコンピュータに命じた。
「撃ち抜け!」
マザールームの天井から、レーザーが雨霰と降り注ぎ、アニキを直撃する――――筈だった。
「…………なんじゃ?」
部屋は沈黙を保ったまま。
片手を上げた間抜けな姿勢のまま、エキドナの顔が驚愕に固まった。
「な、何故動かぬ!?」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
アニキが近づいてくる。
何故、自分の命令が届かないのかエキドナには判らなかったが
とりあえず防御し、時間を稼ごうとした。
「ぬぅ、奇なることじゃの。
 フォースシールド――」
エキドナが、真正面に魔力障壁を展開しようと呪文を唱える。
しかし、それが果される事は無かった。
「――――!?」
突然の爆発音。
エキドナが振り返ると、マザールームの分厚い床が貫かれていた。
「な、何だ……!?」
アニキも思わず足を止め、その穴から顔を出した物を見て、絶句した。

「…………」
マザールームの天蓋にすら届きそうな程の、丸々とした紫の巨体。
嘗て天界において用いられたガーディアンゴーレムという機械にそれは似ていた。
いや、似せて作られようとした、という方が正しいのか。
その機械は、違う機械の部品を手当たり次第に集めて固めたかの如き様相を呈していた。
DEM-Prtヘカトンケイルの脚、PNE200テュポーンの装甲、メタヴォーラのネジ……
無秩序な機械の塊は、見る者全てに不快感を与えるような禍々しさを帯びていた。
「UgggggggAaaaaaaaaaa!!!」
化け物が、咆哮を上げた。
余りに大きなそれは、デムロポリス中に響き渡った。
「うっ……」
「な、なんじゃこれは……!」
聞く者の精神を蝕む様な嘆き。
アニキのみならず、エキドナまでが耳を塞いだ。
「お、お主が妾の居城を……!?」
「Uuuuuuuuu……」
エキドナは、目の前の謎の巨大機械がこの部屋のコンピューターを物理的に取り込み、
それを使って第七工廠のシステムを次々に占領していくのを感じた。
「許さぬ、GN002Pの前になれを破壊し――」
「Nnnnn……エギ………ドナ゙ァ………ザマ゙……」
「!?」
巨体から、黒い何かか幾条も飛び出した。
それは獲物に迫る肉食獣のようにエキドナに飛びかかった。
「うぐっ!
 な、なんじゃこれは――」
節足動物の脚のように、いくつも節を持った触手状の機械。
エキドナは炎を放ちそれを迎撃したが、一本だけがそれを掻い潜り
彼女の首元に突き刺さっていた。
刺さった場所から、感覚が失せてゆく。
“母世代”たる彼女すらねじ伏せる、暴力的な支配。
ここに至り、エキドナはようやく化け物の正体を理解した。
「――この能力は……あ…………!」
「Huuuuuiiiiiii……」
「G、N……001…Pの………グガァッァァァッァ!」
GN001P――マサカーの成れの果て。
それがこの化け物の正体だった。
だがそれが判ったところで、最早手遅れ。
必死に抵抗したが、それも虚しく彼女は自分で破棄したマサカーの一部とされた。
「Uuuuuuuuuu……」
巨大な爪の生えた左腕がエキドナを掴み、握り締める。
エキドナだったものは、砕け散りながら化け物の体へと吸収されていった。

「Guuuuu……」
「馬鹿な……エキドナが一撃で……」
“母世代”として、あまりにあっけない最期。
アニキは信じられない思いで、醜悪な化け物と化したマサカーを見上げた。
エキドナを吸収し満足げに周囲を見渡していたマサカーは、次の獲物をすぐに見つけた。
「……見ヅゲダ…………ヨ゙ヴヤ゙グ……」
「……ヤな予感がすんな…………」
マサカーと目が合ったアニキは、本能的な恐怖を感じて一歩下がった。
「見ヅゲダゾ、No.2ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
マサカーが歓喜の咆哮を上げる。
「Uuuuuuuuuuuuu……!」
マサカーの体から、エキドナを支配した時と同様の攻撃が発せられた。
一直線にアニキを狙う、機械の触手。
「くっ……」
先端が接触すれば、エキドナのように乗っ取られ、喰われる。
ならば全部、叩き折るしかない。
アニキが拳を構えたその時、彼女の横を何かが通り過ぎた。
「!」
熱を放ち飛翔する筒状の物体――ミサイル。
彼女だけを避け、ミサイルの嵐に向かって降り注ぐ。
膨大な熱の氾濫。
衝突で咲いた炎の華は全ての触手を焼き落とし、アニキを守った。
「……私の獲物に手ェ出してんじゃねぇぞ……」
背後に立つ、ミサイルを撃った誰かに凄む。
だが顔が笑みの形になるのを堪え切れない。
そこに誰が居るのか、彼女は確信していたから。
「カーネイジの癖によぉ!」

「アニキ――――!」
やっと会えた。
ずっとずっと会いたかった、あの人に。
カーネイジはアニキに呼ばれ、駈け出した。
「お前、いままで何処に――」
「うわぁぁぁぁん!」
アニキの体に体当たりするように抱きつき、その言葉を遮る。
「お、おい!」
「会いたかった……会いたかったよアニキ……」
子供のように――実際中身は子供のようなものだが――アニキの胸に顔を埋めるカーネイジ。
アニキは流石に閉口して、溜息混じりに呟いた。
「……全く、カッコ良くなったりカッコ悪くなったり忙しい奴……」
「……何か言った?」
「なんでもねぇ。
 っと、今はそんなことしてる場合じゃないな!」
しがみ付いてるカーネイジを引っ剥がし、マサカーに向き合う。
既に新たな触手が、次々に体内から排出されていた。
「あの化けモンをブッ壊すぞ!
 カーネイジ、援護し――」
『待って!無理だヨ!』
拳を構えたアニキの耳に、通信が入った。
飛び出しかけた体を急に止め、アニキは踏鞴を踏んだ。
「な、何だ……No.6か!?」
『ドゥームだヨ。
 今の二人の力では、ソイツは倒せないヨ』
「何だと?」
アニキは凄味をも電波に乗せ、ドゥームに送り付ける。
『いいアニキ?
 ボクの調べだと、ソイツはほぼ無限に周囲の機械を支配し、集め続ける。
 しかもコアであるGN001P……マサカーは制御出来ていないと思うヨ』
「…………」
アニキは化け物を見上げた。
さっき化け物は、アニキを確かにNo.2と呼んだ。
「コイツは……マサカーじゃない、のか?」
「あ、アニキ、今はとりあえず逃げよう!」
カーネイジがアニキの腕を掴み、引っ張った。
彼にも、この敵が二人の手に負えないほど強大であると判っていた。
「……ちっ」
釈然としないまま、アニキは踵を返した。
「勝負はお預けだからな、No.1!」
「いいから早く!」
二人は揃って、マザールームからデムロポリスに向かって駆け出した。


マサカーの本体は、漠然と思考する。
No.2が逃げてしまった。
しかも一緒にいた機体は……彼の知らない、新しいジェノサイドナンバーズらしい。
『喰らう……全て…………完全になるタメ……』
彼の意は、今や類を見ない程に巨大になった全身に伝わる。
しかし体は、マザールーム外には出られなかった。
廃棄処理場に落ちてきた機械を片っ端から吸収した為、大きくなり過ぎたのだ。
仕方が無いので、彼の体はデムロポリスの支配領域に指令を出す。
逃げる二機のDEMを追い、我に捧げよ、と……。



二人はメインベースを目指した。
殆どのDEMが西平原に出張っている為、デムロポリス内に敵はおらず
用意に辿り着けるもの――二人はそう考えていた。
「……アニキ!う、後ろから敵が!」
「あ!?」
走りながら、カーネイジは後ろを見た。
待機状態にあったであろうDEM-ピクシーが編隊を組んで二人を追ってきていた。
「グラビティーフォール!」
カーネイジが振り向きざまに魔法を唱えると
翼でフラフラと浮いていた敵が、猛烈な勢いで地面に叩きつけられ大破した。
その間にも、別方向からはまた違う敵が迫り来る。
「ちっ、こっちはキラーマシーンαか……!」
コマのような体にノコギリの刃を備えた凶悪なメカが、前方を塞いだ。
アニキは駆けよりパンチを叩き込むが、装甲が厚くなかなか破壊できない。
その背後で、カーネイジが悲鳴を上げる。
「また別の方向からも……!
 ……アニキ、敵に構わないで逃げよう!」
「ああ!」
カーネイジの提案に一も二も無く頷き、アニキは目の前のキラーマシーンの足を払う。
転倒したそれを後ろに向けて蹴っ飛ばし、滑るように近づいてきたDEM-エレファントの足を止めた。
その隙に二人で一目散に走り出す。
DEM-エレファントは障害物を、巨大なランチャーで粉砕し追跡を再開する。
その後ろには、ヴィエルヴェイン、ガッテンガーの群れが続いていた。
「うわ、やっべぇ……!」
自分より脚の遅いカーネイジを気遣いながら走るアニキ。
後ろの軍勢を見て、思わず呻いていた。
「カーネイジ走れ!」
「ご、ごめんアニキ……」
全力で走っているのだろうが、性能差は如何ともしがたい。
焦れたアニキは、カーネイジの手を握った。
「あ……」
カーネイジの右手が、アニキの左手に包まれる。
その時、カーネイジの中で何かが弾んだ。
「足を止めるな!」
「う、うん!」
アニキに叱咤され、カーネイジは走りに集中する。
しかし、どうにも右手のぬくもりが気になり
カーネイジの意識はそちらに引き摺られていった。

初めて逢った時も、こんな風に引っ張られた。
あの時は、僕はノーマルフォームだから仕方ない、って思ってだけど……
マシナフォームでも、アニキの方が強くて早いのは、変わらなかった。
「(敵わないな……)」
無数の敵に追われ、絶体絶命の状況だと言うのに
アニキの手を握っていると、不思議と安心だった。
それは、初めて逢ったときから同じ。
いや、その時点で僕の中に刷り込まれたのかも知れない。
西平原で戦った時は、僕はアニキの手を握り損ねて、そして離れ離れになった。
でも今は、ちゃんと握ってる。
握り合っている。
だからもう、離れ離れにはならない――



「なんとかならんのかドゥーム!!」
『今ジャマーを展開しようと頑張ってるんだヨ!
 マサカーの支配領域が広くて上手くいかないんだヨ』
アニキが怒鳴ると、ドゥームも怒鳴り返す。
ちっ、と舌打ちしてアニキは通信を切った。
「カーネイジ!ちゃんと走ってるのか!?」
先程から左手の負担が大きくなっている気がして、アニキは彼にも怒鳴る。
「あ、う、うん!」
甘い回想を一旦止めて、再び走る事に注力する。
「シャキっとしろよ、シャキっと!」
再び前を向くアニキ。
その背中に向かって謝ろうと、カーネイジは口を開いた。
「ご、ごめ――――ッ?」
謝罪の言葉は、爆音に消された。



左手にかかる張力が、一瞬軽くなり、すぐに元より重くなった。
アニキは舌打ち交じりに、叱咤しようとした。
「おいカーネイジ、真面目に走……」
「…………ごめん、アニキ」
だが、振り向いた先の光景に、言葉を失う。
カーネイジは、走ってなかった。
「……とちっちゃった……」
正確には、走れなかった。
右足が、腿のあたりからフレームごと消失していたのだ。
「おま……大丈夫か!」
「感覚は遮断した……けど、もう走れないや……」
かなり後方にいるDEM-Prtナウマーンの砲撃が、彼の足元に着弾したのだった。
ボディに損傷は無いから時間をかければ、修復は可能。
しかしこの場に、そんな機材も時間も心の余裕も無かった。
「アニキ、一人で逃げて――」
「その程度の怪我で悲劇のヒーローぶってんじゃねぇ阿呆!」
アニキは握ったままの左手を思いっきり引く。
カーネイジの体は易々と宙を舞い、アニキは両手を籠のようにして下から受け止めた。
「えっ」
片手はカーネイジの背中、別の手は折れてない方の膝の裏。
俗に言う御姫様抱っこスタイルで、アニキは走り始めた。
「は、恥ずかしいよ!」
「うるせえ小僧!だったらもっと男の子っぽくなれ!」
カーネイジを懐に抱いたまま、アニキは走る。
時折、近くを砲弾が掠めるが決して足を止めなかった。
「……さり気なく、傷ついたよ今の。
 男らしい女の癖に……」
「敵中にほっぽり出すぞ!」
馬鹿な会話をしながら、二人は進む。
ドゥームの待つメインベースは、もう目の前だった。







<第384号“母世代”エキドナの反応消失を確認>

<原因不明につき、規定2033 ケース3に従い以下の処置を決定>

<母世代及び母世代が独自で設計開発した全DEMの廃棄>

<全配下に通達>

<ジェノサイドナンバーズ全機の撃破を任務に追加せよ>

<至高統括者命令である――>
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管理人 こくてん
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Cloverサーバーで活動中。
管理人室は ほぼ日刊で更新中。
連絡先は
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