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【Genocide Numbers】

Act.10



 『No.2……お前が何処へ逃げても、絶対に破壊してやる……!』



No.1が一瞬にして蒸発し、溶け消えたあの日。
フラカッソのブレインに一つの組み込まれたタスク。

 ・GN002Pの破壊……優先度――最高

エキドナに与えられた任務では無く、彼の内から沸きあがった任務。
DEMとして異常な事であるが、彼はそれに気付いていない。
彼の中では、既にNo.2は敵。
容赦無く完膚なきまでに破壊して破壊して破壊尽くさねばならない――
「No.2、貴様を破壊する」
何が彼をそこまで駆り立てるのか。
彼には判らない。
そんな事はどうでもいい。
衝動に身を委ね――彼は力を爆発させた。
彼自身も知らない、『怒り』という名の感情と共に。
「来いよ、No.3ィィィ!」
両者、同時に地を蹴る。
突き出された大槍と、鋼の拳が一直線に衝突した。
衝突した点を中心に、強烈な衝撃波が球状に広がる。
草が倒れ土が巻き上がった。
力と力。
どちらかが破壊されるまで終わらない――『壊し合い』が始まってしまった。



「……カーネイジ、大丈夫?」
「はっ、カラミティー姉さん!」
アニキに蹴り飛ばされて再び地面に転がっていたカーネイジを、カラミティーは助け起こした。
カーネイジの全身を、ざっと検分する。
頬に若干傷がある他は、目立った破損は見つからなかった。
「問題……ないかな」
「うん、アニキは手加減してくれたから」
「……そう」
カラミティーは、確信した。
アニキはイレギュラーなんかじゃない、と。
「No.3を、止めないと……」
「危ないよ」
ふらふらと立ち上がったカーネイジに肩を貸す。
「あの二人に……私たちの声、届くと思う?」
二人の視線の先で、閃光と衝突音が繰り返される。
霞んで見える程のアニキのラッシュを、フラカッソは大槍を巧みに操り弾き、時に受け流す。
更に背に装備したランチャー――アラーレキャノンの砲撃が、その合間を縫ってアニキを狙う。
直撃こそしていないものの、アニキの装甲は確実にダメージを蓄積してゆく。
ややアニキの方が劣勢に見えた。
「でも、マズいよ、このままじゃアニキ壊されちゃう!」
「元々……それが任務だし」
「え…………」
冷静に言い切ったカラミティーに、カーネイジは信じられないものを見るような眼を向けた。
しかしカラミティーは、にっと笑った。
「……そんな泣きそうな『カワイイ』顔しないで。
 冗談だよ、ドゥームにも頼まれてるんだ」
カーネイジの頭を撫でながら、殺り合っている二人を睨む。
「無事負けて帰ってこい、って」
彼女は既に決意していた。
何があっても、誰一人として死なせない――と。


一方で、フラカッソ達と一緒に来ていたヴィソトニキも困惑していた。
「わ、私はどうすれば……」
当然、彼女としてはフラカッソ側に立ちたいのだが、アニキを破壊したいとも思わない。
フラカッソが、アニキを行動不能にして回収する気なら、手伝ったかもしれない。
しかし、どう見ても殺る気満々だ。
恐らく彼の頭の中に『鹵獲』という言葉は無い。
「はぁ……困ったな」
『ヴィソトニキ……ちょっと良いかなん』
突然、頭に声が響く。
ジェノサイドナンバーズ専用回線を使った、カラミティーからの通信だった。
『あ、カラミティー……どうしよう、この状況』
『いい作戦があるけど、どうかな』
『作戦?』
『うん……ドゥームみたいに、上手くできるか自信ないけどね?』






西可動橋。
両側には、西軍混成騎士団の本部が聳え立っている。
カーキ色の建物に、一人の女性が駆け込んでいく。
その女性――赤い目のDEMは、物凄く慌てているようだった。
「すみません、誰かいませんか!」
「な、なんだねキミは、ここは長官室だぞ」
建物と同じのカーキ色の軍服の男が、胡散臭いものを見る目を向けた。
彼は長官補佐という立派な肩書きを持っているのだが、そんな事はお構いなく女性はまくし立てた。
「西平原で、DEMが乱闘してるんです!」
大声で叫んだので、奥にいる長官の耳にもそれは届いた。
書類を書いていた長官は、つかつかと歩いてきて女性の側まで来た。
「詳しく聞かせてくれるかね、お嬢さん」
小太りだが表情と声は引き締まった中年が、尊大な口調で問う。
女性は身振り手振りを交え、焦りを隠さずに喋る。
「戦ってるのは二体みたいです。
 もう本気の戦いって感じで……離れてても音とか凄いんです!
 あんな戦い、見たことないです」
「長官……!」
長官補佐が、緊張した目を向ける。
長官も同じ事を思ったのだろう、眉根を潜めて呟いた。
「……まさか、ドミニオン界からの……!?」
評議会に登録してあるDEM同士の喧嘩なら、イヌにでも食わせておくところだが
ドミニオン界から来た侵略者だとしたら一大事である。
ここ100年以上、そういった連中からの侵略行為は無かった。
だが今もDEMの本拠地はドミニオン界に存在している。
いつ、アクロポリスを彼らが襲撃してきてもおかしくないのだ。
「長官補佐、緊急事態だ!
 動ける兵士をすぐに集めたまえ!」
「ら、ラジャー!」
途端に慌しくなる長官室。
武器庫から台車で武器類が運び込まれ、伝令が評議会や他軍へと走っていく。
命令を出していた長官が、ふと思い出して振り返る。
報告してくれた女性に、例を言っていなかった。
「……おお、すまん、すっかり忘れていた。
 報告感謝す――おや?」
彼女は、既にそこにいなかった。





『……こっちはOKよ』
西軍混成騎士団本部から出た女性――ノーマルフォームのヴィソトニキは
カラミティーにメッセージを送った。
『評議会もじきに動き出すと思う』
『演技派だね、ヴィソトニキ』
戦いを止めるために、軍隊を利用しようと提案したのはカラミティー。
西軍混成騎士団と評議会直属の軍隊が出てくれば、流石のフラカッソも引かざるを得なくなる。
『そっちは?』
『こっちも、まだ大丈夫……かな』
カラミティーの目の前で、依然、アニキとフラカッソの死闘は続いている。
装甲に幾筋もの亀裂を生じさせているが、まだアニキは耐えていた。
最も、そう長くは持たないだろうが。
『フラカッソも、怪しんでる様子は無いしね』
『良かった。なるべく早く戻るわね』
『頼むよ。これ……思ったより疲れるよ』
カラミティーの横には、何故かマシナフォームのヴィソトニキの姿。
銃を構えているが、動きらしい動きはしていない。
「凄いね……そっくりだね、本当に……」
それを眺めていたカーネイジが、感嘆の声をあげる。
「『蒼血』にはこういう使い方もあるっ。キリッ」
カラミティーは会心のどや顔で言った。
この偽ヴィソトニキは、カラミティーの体を構成する『蒼血』で造られていた。
一人分の『蒼血』で二人分の体を作っているため、内側は空洞なのだが
戦闘に没頭しているフラカッソには、それに気付く余裕などない。
「アニキさえ耐えてくれれば、何とかなるかな……」
カラミティーは祈るような思いで、アニキを見つめた。



フラカッソは無心で槍を繰り出す。
アニキがステップを踏んで回避しようとするが、それをランチャーで阻止。
足を止めたアニキの脚部装甲を、穂先が僅かだが削り取った。
「ちっ……!」
アニキは拳を叩き込まんと、前のめりで突っ込んでくる。
しかし円錐状の大槍を斜めに構えるだけで、その殆どは弾き返せた。
アニキを押し返し、そこに更に刺突と銃撃を浴びせる。
至近距離特化型のGN002Pと遠近に対応可能なGN003P、戦闘における相性は最悪だった。
「(破壊出来る……破壊出来るぞ!)」
既にかなりダメージを蓄積させた。
特に脚部に与えた被害は大きく、動作も大分鈍っている。
「そろそろ終わりだ、No.2」
槍で弾き、相手と距離を取る。
フラカッソは得物を水平に構え、穂先をアニキへと向けた。
「この野郎、調子に乗ってんじゃねえ――」
地面に拳を打ち付け、アニキは立ち上がる。
しかし相手に飛び掛るほどの余力は、既に残っていないようであった。
「……動けねぇ…糞ッタレめ……っ」
「――ターゲット・ロックオン」
フラカッソのバイザーに照準が現れ、アニキと重なった。
半透明の翼が白く輝き、胴体から激しい駆動音が鳴り響く。
全身の動きをもって、全てのパワーを槍の一点へと集中するように――一直線に繰り出す。
「破ァァァァッ!」
カタパルトで射出されたかのような猛烈な刺突。、
高速で回転する穂先が、風を巻き込み唸らせる。
「スピアサイクロン―――!」
「!!!」
風のドリルがアニキの右胸を穿った。
黒い装甲はガラスの様に細かく砕け散り、穂先はその下の動力炉を貫いていた。
全身へのエネルギー供給が止まる。
「……他愛も無い」
フラカッソが槍を引き抜いた時、アニキの各部位とブレインはその機能を停止していた。
重い機械の塊が落ちる音が、響いた。



「―――アニキ」
カーネイジは、目の前の光景が信じられなかった。
DEMにとっての心臓――動力炉を、フラカッソの大槍は完全に串刺しにしていた。
「嘘だ……」
自分が悪いのだろうか。
一緒にドミニオン界に帰ろうなんて言わなければ、アニキはフラカッソに見つからず、壊されることも無かっただろう。
生まれて初めて味わう、深い絶望にカーネイジの視界は真っ暗になった。
「嘘だ……アニキぃ…………」
「……」
アニキは膝を突いた姿勢で、微動だにしない。
フラカッソは一歩、アニキに近づいた。
「……全て……破壊してやる」
彼はまだ、アニキを壊し足りなかった。
完全な破壊を、完膚なきまでの破壊を。
それほどに、彼の中の暗い衝動は大きかった。
「原型も留めぬように、砕いてやる……」
槍を両手に持ち、天を突くように構える。
フラカッソが何かを唱えると、穂先に濃紫の光が灯った。
ダークネスオブナイト。
闇の力を持って、アニキの体を粉砕するつもりだ。
「お前がNo.1にやったようにな!」
「やめて、フラカッソ……」
カーネイジが懇願するが、フラカッソにその声は全く届かない。
「……砕け散れ!」
「やめて――――!」
一気に振り下ろされる。
柔らかい物を砕くような、鈍い音がした。



「…………何故、邪魔をしたNo.4」
アニキに当たる直前で槍を受け止めたのは、シルバーブルーの大きな手。
地面から飛び出たゲル状のそれは、ぐにゃりと歪んで衝撃を吸収していた。
『蒼血』――偽ヴィソトニキを構成していた分を解除し、腕に変身させたのだ。
「No.3……エキドナ様からの命令は『破壊』及び『回収』。
 粉々にブッ壊せなんて、言われてない」
フラカッソの背後に立ったカラミティーが、凛とした声で告げる。
この場で唯一冷静なのは、彼女だけであった。
「……」
振り返り、黙って彼女を睨み付けるフラカッソ。
臆することなく睨み返すカラミティー。
彼女は内心で、アニキを過剰に破壊しようとしたフラカッソに怒りすら覚えていた。
「……ブレインまで砕く必要性はない。
 さっさと回収して帰ればいいだけの話でしょ」
予定とは違いフラカッソが勝ってしまったが、まだアニキは死んだわけではない。
No.1に右胸を撃ち抜かれた時も、死ななかったのだから。
持ちかえって早急に修理すれば、多分大丈夫。
カラミティーはそう判断し、一刻も早くこの場を離れるべきだと考えていた。
「……そうだな」
憮然とした表情のまま、ようやく大槍を下ろした。
エキドナの名を出されては、フラカッソも引かざるを得なかった。
「No.2を回収して、庭に乗せろ」
「了解――――む?」
『蒼血』を体に戻した時、カラミティーは違和感を覚えた。
「(……『蒼血』が熱い……?)」
危険レベルではないが、一部の『蒼血』が高温になっていた。
フラカッソの槍を受け止めた衝撃が熱に変わったにしては、ちと妙である。
「(…………熱…………?)」
カラミティーはハッとして、フラカッソの方を見た。
「…………!」
「どうしたNo.4、さっさとするぞ」
フラカッソが苛立ちを露にする。
その背後で、陽炎が揺らめいていた。




<エネルギー残量が0.88%を切りました>
<非常用コードを起動します>
<アニキラシオンエンジン:オーバードライヴシークエンス開始>



「(……また、この感覚か……)」
スピアサイクロンの衝撃で一旦は停止したアニキのブレインが、再起動した。

<アニキラシオンエンジン:動作率76%>

「(だから何なんだよ、これは……?)」
No.1と戦ったときと同じだ。
全身にエネルギーが満ち満ちている。
周りの景色が歪んでるのは、膨大な熱量を発しているためか。
メリーがブラックボックスと呼んでいた、左胸のアレの仕業だ。
「(右胸はどうしたんだ?右胸の動力炉は――)」
そこには、No.1に撃たれた時と同じように、穴が開いていた。
思い出した。
スピアサイクロン――No.3の攻撃で、私は倒れたんだった。
「(あの時と殆ど同じか……)」
違うのは、敵だけだ。
アニキが再起動したのを察したフラカッソが、振り返り様に構えた。
「No.2、まだ動くか……!」
下がっていた大槍が掲げられる。
敵で間違いない。
敵ならば――とりあえず、殴るか。

「喰らえッ!」
フラカッソが、右腕で槍を思いっきり前に突き出す。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
アニキは左の拳を振り上げ、それに応じる。
大槍と拳が、真正面から接近。
だが衝突はしなかった。
「!」
拳に触れた先から、槍はその輪郭を歪めていた。
膨大な熱。
拳から吹き上がる炎が、鋼鉄の大槍を溶かしていた。
「これは……No.1の時のかっ!」
フラカッソは咄嗟の判断で槍を放棄して飛び退る。
アニキの初撃はそれで回避出来た。
だが、右の拳がフラカッソを狙っていた。
左のパンチを空振った勢いで腰を捻り、その反動で右のパンチが振りかぶられようとしている。
速さも威力も有る、本命の右ストレート。
「(マズい、防御も回避も間に合わん……!)」
盾でガードしても、貫通するのは目に見えていた。
太陽の如き灼熱の拳が、フラカッソの視界の真ん中で輝く。
その暴力的な光を見て、破壊を覚悟した――

「――フラカッソ!」
視界が傾く。
胴体に真横から、何かが突っ込んできた。
フラカッソの体が宙に浮かび、拳の軌道から外れた。
「!」
「ううっ……!」
じゅわっ、と何かが溶けて蒸発する音。
フラカッソを押し倒した誰かが呻いた。
「……ヴィソトニキ……?」
思わず名前で呼びかける。
フラカッソを身を挺して守ったヴィソトニキに羽――ヴェントビットは、一番外側のパーツが消失していた。
しかしボディーに被害はない。
ヴィソトニキはすぐに立ち上がって、アニキを睨んだ。
「もうやめて、アニキラシオン……!」
「ちっ……先に手を出したのはテメーらだろうが……
 自分で始めた喧嘩を自分で止めんのかよ、クソっ!」
忌々しげに吐き捨てると、アニキは背を向けた。
この状態が体に掛ける負担は相当なもの。
平気なフリをしているが、実は立っているのも困難になりつつあった。
「一旦撤退しましょう、フラ……いえ、No.3」
「何を言う!」
ようやく見つけた敵だ。
ここで仕留めねば、何のためにエミル界まで来たというのか。
「四人で戦えば、暴走状態のNo.2とて――」
「もうアクロポリスの軍隊はとっくに気付いて、ここに向かってるわ」
「何だと……」
数分もしない内に、兵士がここを取り囲むであろう。
彼らと渡り合うか、逃げるか、二つに一つ。
フラカッソは後者を選んだ。
「…………」
黙ったまま立ち上げると、一度だけアニキの背を睨み、足を小型飛空庭に向けた。
ヴィソトニキがそれに続く。
「……それじゃ、アニキ」
カラミティーが小さく手を振って、庭に消える。
後には、カーネイジとアニキが残った。
「アニキ、僕は……」
「…………」
カーネイジは、自分がどちらについて行けばいいのか分からなかった。
だがアニキは背を向けたまま、何も言わない。
「ねぇ……」
「…………」
アニキは考えていた。
引き止めれば、カーネイジは来るだろう。
しかし……彼を守りきることは出来ないかも知れない。
フラカッソから。
その後に来るであろう、エキドナが送り込む刺客から。
そして評議会や軍隊から。
軍が出張ってきた以上、理由もなくカーネイジを引き取ることなど出来まい。
良くて投獄。
悪くて秘密裏に処刑。
彼の幸せをなんて、保障できない。
力なんてあっても、どうしようもない事だってある。
アニキは自分の無力さを痛切に感じ、その苦味を噛み締めた。
「行けよ……」
一言、アニキは伝えた。
それが彼女なりの、愛情だった。
「…………判った」
カーネイジには言い返す言葉がない。
彼はアニキの生活を、破壊したのだから。
アニキが無口なのは、怒っているからだと彼は思っていた。
「じゃあ、さよなら……」
「…………」
最後まで目を合わせることなく
すれ違いを生じたまま、DEMの二人は再び道を別った。



庭がアクロポリス領空を離れた頃。
アニキの左胸は、ゆっくりと出力を下げつつあった。
遠ざかる意識の中

「馬鹿野郎――――」

誰を指して呟いたのか。
アニキ自身にも判らないまま、彼女は大地に横たわった。
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管理人 こくてん
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