Valentine Special...
【→Side:R→】
予告編
それは我が家には存在しない筈のモノ。
その名も魔王の手編みセーター。
だが、
数奇なる運命が、それをここに呼び寄せた。
ツイてます。
これ程のネタ装備が我が家に転がり込んでくるなんて
そうそうありません。それを世に解き放つことは……
もしかしたら、騒乱を巻き起こす事になるかも知れない。
魔王ツンデレ祭り・もしくはドジッ子祭りという騒乱を。
だが、私は話さねばならない。
ネタ師として！これから皆様にお話しするのは――
ある如月
魔王と呼ばれる
少女が発した一言……
少女、で良かったのだろうか。
良くなかったらフルボッコにされるまでです。
というかそういう未来が見えます。幻視かな？
よく見れば（見なくても？）
ヴァレンタイン・スペシャル・ネタになってる訳です。
しかもヤキソ（ｹﾞﾌｹﾞﾌ目次 ～INDEX～
（全9章）
1.まさかの発言
2.Antinomy ――二律背反
3.おおいなる遺産
4.Sacrifice ――犠牲
5.うつくしき矛盾
6.Reality ――現
7.もう止まらない
8.Evidence ――証拠
9.えらばれし色
疑うのも道理だ。
あの場であんなに可愛い言葉を頂けるとは思いもしませんで。まさか、彼女がそんな事を――
大切にします。大切にしますから。でも心の何処かで納得してる自分もいた。やはり。
やっぱり魔王様はツンデうわ何をするやめくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐまあ、彼女だし。
2.Antinomy ――二律背反
二つの対立する、要素。
即ち「ツン」と「デレ」
矛盾が同居しているからこそ、それは美しい。
つまりツンデレは美しい。
もしかしたら、対立してるように見てるのは
人の理性だけなのかも知れない。
3.おおいなる遺産
10Mでも駄目だ。
オリハルコン100個と言われると心が揺らぐ（メリー談100Mでも駄目だ。
オリハルコン1000個と言われるともっと心が揺らぐ（メリー談ブーパパでも駄目だ。
ネタにならないから駄目だ。――無論、お前の命でも駄目だ。
4.Sacrifice ――犠牲
100の犠牲の上に、ただ1つ。
毛糸100個＝最低でもクマ100体
だからって、その一つに
命100個分の価値があるとも限らない。
あったとしても、クマの命100個分という事になりますが。
命を数で数えるのは、軍人と……
あと、死神くらいだからね。
(`･ω･´)ｼｬｷｰﾝ
5.うつくしき矛盾
真っ直ぐじゃない言葉はどう解釈したらいいのか。
例えば「そ、そんなんじゃ無いんだからね！」とか。真っ直ぐな言葉はどう解釈したらいいのか。
例えば「まそっぷ！」とか。……いやこれは理解不能な言葉の代表か。……ああ、違った。
うん、違う違う。成すべき事は言葉の解釈じゃなく、心の解釈か。
そういえば、「真っ直ぐ」と「まそっぷ」って似てる。まそっぷ！
まそっぷ！
ますっぐ！
まっすぐ！
まっそぷ！
まっそぷ！
6.Reality ――現
この世は、虚偽に満ち溢れている。
だが虚偽も、一度広まれば事実になる。
やったモン勝ちです。
そう、この世の真と偽の境界は非常に曖昧なのだろう。
どこかの妖怪の所為かどうかは知らないが。
ゆかりん！ゆかりん！
7.もう止まらない
嗚呼、どうして言ってしまったんだろう。
「ネタにします」って。礼儀だから？
まあ、当然の流れではありました。それとも見栄を張っただけ？
一族にも煽られましたし（？いや、多分、左脳の本音だったんだろう。
右脳君には悪いけど。
☆（ゝω・）vｷｬﾋﾟ
8.Evidence ――証拠
証拠。
証拠が本当である証拠。
証拠が本当である証拠が本当である証拠。
証拠が本当である証拠が本当である証拠が本当で――
意外に、役に立たない。
だから(？)捏造に走るんだよ！
9.えらばれし色
赤。
ところでデスサターンってご存知だろうか。炎の色。
デスクリムゾンのCDを接着し血の色。
蓋を固定したデスクリムゾン専用セガサターンの事だ。メリーさんの色。
そんな熱い人に、私はなりたい。全裸の名前。
冗談だけど。……なんて罪深い色だろう。
とりあえず、交換してもらった黒いセーターで落ち着こう。
――そして最後に、「彼女」こう言った――
――挟み込まれた4つの英字に惑わされず
垂直に堕ちれば
そこは――
魔王萌え。※末永く
大切にさせて頂きます。
※文字を反転させながら読み直すと、ちょっと違ったものが見えるかもよ。
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