撃つと動く。フォリアが動く。

メリー：非常事態だ。

非常事態過ぎて思わず唯一神を招いてしまった。

サージャ：招くなよ。

それより、どうする？

フォリア：…………此度の攻撃ネタ振り、元はと言えば、私と魔王様がエンカウントした事が発端。





私が真っ向から受けてたつのが礼儀、というものでしょう。

メリー：……行けるか？

魔王砲とは桁違いの威力だぞ…？

フォリア：やりましょう。





やらなきゃ、ならないんです。

危ないから、二人は降りていて下さい。

行きます！












来ぉぉぉぉい！セェェタァァァァァァ――――！！







































































































































































…………










――スチャ





……さぁ…………来なさい……！

















その想い―――
















受け止めて見せます！
















破ァァァァァァァァァァァ―――！！！





くっ………！

なんてパワー……





だけどこんなところで挫ける訳には……？



これは……！？





拳ビームから深い恥じらいが伝わってくる…


魔王の拳ビームが…　拳ビームが照れている…！


己の拳ビームは、己の魂を表現するものだと


セーターを通じて教えてくれたのはこの人だ…！



う……



うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！
















































魔王？　…魔王？　魔王…！





魔ァァ王ォォォォォォォォォォーッ！！

フォリア：呼んだだけ♪

メリー：おいおい……





しかしまあ、よくあの攻撃を弾けたな。

フォリア：魔王様とトレードしたセーターのお陰です。

このセーターから、ある程度の魔力の型、癖とも言いますが

それを読み取れたので、極僅かですがビームの式を解いて、方向を捻じ曲げられたんです。

本当にギリギリでしたけどね。

メリー：ビームが反れた先で、他ブログ様に被害が出てないといいけどな…












サージャ：おい、二人ともー





外に出てみろよ、変わったものが見えるぞ。

メリー：何だよ。

サージャ：月が面白い形をしてるんだよ。

メリー：んんー…………？













……

レッドォォォォォォ――――！？

戦闘結果リザルト：月面にて全裸がオーバーキル