
レッド:危なかった……全く大した執念だわ。
でも次は油断しない……復活できないぐらい細切れにしてや――

!

――矢!?追ってきたの!?

サージャ:ちっ、弾きやがった。

フォリア:接近戦で仕留めます。サージャさんは機体を近づけて!
サージャ:あいよ、半殺しで済ますんだぞ!

オドラデク・エンジン 出力90%!

メインセイル、サブセイル展開!

アフターバーナー点火!
星空を駆けろ――

強襲艇レッドテイル!

レッド:どうやら……逃がしてくれないようね。

フォリア:行きますっ

レッド:くっ!

フォリア:手加減はしませんよ!

メリー:私は……無力だ。
どれだけ力をつけても、二人には敵わない。
そしてグリランドリーにも……
今のままじゃ、負けなくても、勝つことは出来ない。。

…………。

レッド:はっ!
フォリア:なんのっ!
サージャ:(……実力は、ほぼ互角、か……)
だが、こちらは二人だ――

……フォリア、『主砲』撃つぞ。
フォリア:了解っ!

爆矢スタンバイOK

『主砲』チャージ完了

『主砲』―――――俺

シュート!

レッド:し、しまっ…………!
メリー:……

……ヴァルカン、すまない……。
もっと良く話したかったな、お前とは……。

――ふ抜けた事言ってると、張り倒すぞ。

メリー:……!? 空耳……だよな。
でも……そうだ。弱音を吐いてる場合じゃない。
力が足りないなら……それを補うだけの武器を造ればいいんだ。
ヴァルカン――お前が残してくれたこの体と命……無駄にはしない為にも。

一丁、グリランドリーを凌ぐウェポンをこさえてやるか!
……ま、フォリア達が無事勝ってくれるのが一番いいんだけどな。

フォリア:墜ちなさいッ!

サージャ:これで終わりだッ!
レッド:……調子に乗るなよ!

――オリジナルのメリーの前に、貴様らから始末してやる!

!!!
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