博士:いいネタになったから良しとするんだな。
レッド:博士……
判ってたんじゃないのか、このオチ。
博士:的中率50%ってところだ。
レッド:50%ってのは……50分の1って事か?
博士:……半分、という事だ。
レッド:何!?
そんなに判り切った事を俺にやらせたのか!?
無茶苦茶痛かったんだぞ、特に
マスク・ザ・レンジャーの一撃が!博士:あれは想像出来なかった。
悪かった、お詫びにこれをやろう。
レッド:モンスタースタンプ帳……ちゃんと押してあるな。
博士:当然だ。
私は完璧主義の蒐集家だからな。
朝刊の四コマを5年分くらいストックした事もある。
レッド:……凄いのか、それ。
博士:それは読者個人の判断に委ねたい。
さっさと交換して来い。
レッド:いいのかよ?
つまらない物が出て、ネタで終わっちまうぜ?
博士:だからこそだ。
――お前は、ネタになってる時が、一番、輝いてる。
レッド:輝いて……る……?
博士:ああ。
失態を犯し、痴態を晒し、殴られ、蔑まれ、笑われてる時こそ
舞台のスポットライトがお前に当たる。
お前が主人公になるんだ。
レッド:俺が……主人公……でも殴られt
博士:迷うなよ少年!
お前はネタになれる!
その事を誇りに思え!
何故なら、
ここは――ネタ界だからだ!!!レッド:お、おおおおお!
やってやる!
ネタになってやるぞぉぉぉぉー!!!博士:自信を取り戻したか。
馬鹿で助かった……と
レッドが己の存在を自覚し始めた事で、俺が消え始めたか。
……これでいい。
俺はレッドで、レッドが俺。
レッドの心の中の不安・恐れ・
賢さが具現したのが俺なのだから。
またレッドが挫けた時、レッドの前に現れるとしよう……
……
……なあ。
……
カメラさん、ズームアウトはやめてくれ。博士に誘われるがままに、スタンプ交換に挑むレッド。
しかし、そこでトンでもない事件が……!
時を同じくして
節分スクリーンショットコンテスト結果発表の舞台で珍事が。
冗談で送ったはずの一枚が何故か優秀賞。
賞品の古時計に(´・ω・`)な表情を隠せない一行を
機械人形の拳が襲う!
さらに悪夢は重なる。
第四回邪ゲーの館が更新されない事に腹を立てた羊が立ち上がった。
ECOSS一行は羊の呪いから逃げる事は出来るのか!?
次回『新レギュラー争い・春の陣』
お楽しみに♪ ……色々起こりすぎて、上手く纏まらない。
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