何も存在しない 原初の世界
悠久の間 虚無に支配し続けられた世界
何処までも何時までも 闇のみが続いていた世界
そこに落ちた、4つの雫
蒼の雫 紫の雫 金の雫 緋の雫
世界の素であり 始まりであった
蒼の雫は命を司り 生命の源に
紫の雫は魔を司り 夢想の源に
金の雫は滅を司り 破壊の源に
緋の雫は力を司り 現象の源に
世界を生み出した 4つの雫
役目を終えた 世界へと散らばり 結晶と姿を変え
今もなお 世界を見守り続けている
優しく輝き 人々を魅惑しながら
サージャ※♂
「……何、その4元素説だかFFのクリスタルだかわからない奇怪な伝承は……」
フォリア「即興で歌ってみました。どうですか?」
サージャ「どうって……変だよ」
フォリア「……
私がサージャさんをブッ飛ばす理由はただ一つ……
『テメーは俺を怒らせた』 それだけだ」
サージャ「え」
コネクト! ジャッジメント オブ フォリア!サージャ「な、何っ!?」
サージャ「そっ、そんな馬鹿な……!?」
フォリア「I'm not a druid...but,a Knight!
さあ辞世の句は……」サージャ「
胸チラも
パンチラも無い変身シーンなんて
俺は認めNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!」
フォリア「…………」
ぎゃー
フォリア「やれやれ、あのお馬鹿さんには困ったものですね」
メリー「おーいドルイd……じゃないや、内藤さん。サージャいる?」
フォリア「要りません」メリー「や、それは私も同じだけど」
フォリア「冗談です。サージャさんは、先ほど自分探しの旅に出ました」
メリー「腕でも吹っ飛ばしたの?」
フォリア「ハイパーチャージでズガーン!」
メリー「その槍で?」
フォリア「そう、フルスイングでスカッと!」
メリー「……パンヤかよ」
フォリア「で、殺者……じゃなくて、サージャさんに何か用でしたか?」
メリー「いや、いない方が好都合」
ごそごそ
フォリア「何してんですか?」
メリー「強化成功率上昇を取ったからさ。
サージャの骸弓に
ちょっくら攻撃力をサ――――ヴィスしておいてやろうかと……」
フォリア「…………」
メリー「…………何、その顔は」
フォリア「父と母から受け継いだ、このめんこい顔立ちにケチをつけますか」
メリー「その性格にケチをつけたい」
フォリア「パーペキ過ぎて?」
メリー「今時パーペキなんて言葉は使わん!
とりあえず、出かけてくるぞ」
メリー「なっちゃんも店番よろしく。
あんまりお客さん誘惑しないように」
なっちゃんこと夏姉「はぁ~い♪いってらっしゃいませ店長~♪うっふん」
フォリア「てらりー。
私も、塔にでも殴り込みに行くかー……というわけで」
フォリア「諸君、出撃だ!」byプロット・ディレクター……突然動き出した「骸弓強化計画」
意気揚々と出かけたメリーの先に待つのは失望か絶望か?
メリーより遥かに目立っているフォリアの行く末は?
骸弓のオーナーであるサージャの運命は?
そして
餅の間から覗く、フォリアと同じグレイテッドスピアを持った
謎の男の正体は!?
待て、次回!
ばんばん
サージャ「誰かここから出してくれー!
暗いよー!怖いよー!」
夏姉「……あら、メンソールライト切れてるのねぇ」
サージャ「夏姉さん!お願いします!タバコ買ってきますから助けて下さい!」
夏姉「しゃーないわー…………マイルドセブンで我慢しましょ。うっふん」
サージャ「無視かよー!」PR