ウォルス:解決してよかったよね、七ツ森学園の怪。
ちょっと怖かったけど……。
レッド:情けねぇなぁ義兄さん。ただのユーレイじゃねぇか、驚き過ぎだぜ。
ウォルス:そういうレッドも
……
笑い男が縮んでなかった……?
レッド:……ま、まあ兎に角。
とっとと帰ろうぜ。それとも、何処かで男同士一杯引っ掛けてくか?
ウォルス:うーん、二人で献杯してもいいんだけど……今夜は早く帰ったほうがいい気がする。
何か、嫌ーな予感、というか気配を感じるんだよね……。
レッド:おいおい、脅かすなよ……一日に二度も心霊現象に遭って
堪るかってぇ…………っ!!?
ウォルス:……?
どうしたの、レッド?
レッド:に、義兄さん……………………両肩の上に……
狐火が……!ウォルス:へ!?
二人:うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
…………
ウォルス:うーん、さっきのは何だったんだろう……。
ガチャ。ウォルス:ただいまー。
御影:あっ、おかえりウォルス……っ!?
ウォルス:…………どうしました、御影さん?
僕に何か付いてますか……?(きょとん
御影:……(憑いてる……ウォルスに、狐さんが……!)
御影:う……ウォルスの……ウォルスの……
ウォルスのケダモノ―――――ッ! レッド:うーん、さっきのは何だったんだ……?
ガチャ。レッド:ただいまー。
メリー:遅かったな、レッ………ドぉ!?
レッド:…………どうした、メリー?
俺に何か付いてるか?メリー:うーん、狐とエキノコックスが……
まあいい、とりあえず自分で見ろ。
レッド:……うを!?なんだこの狐ぇ!?
メリー:普段からブラブラさせながらブラブラしてるから、そんな事になるんだ。
レッド:ばっ……ちげぇって!下品な女だな!
もっと可愛く考えろ……きっと狐だから、お供え物と勘違いしたんだ!
メリー:……お供え物?どういう意味だ?
レッド:つまり、狐は『好物』を俺が持ってると思って俺に憑いたんだ。
メリー:好物?
レッド:うむ。だが、狐が好物だと思ったソレは……
それは私のお稲荷さんだ!……ったって事だ。
メリー:……。
なら、そこを攻撃すれば狐は出ていくな?
レッド:え、ちょ
また急所オチかぁぁぁ! PR